小貫 章さん|生産者の声|農作物紹介 鏡石町[福島県]

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生産者の声

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徹底された品質管理体制 ジュースでも生でも美味しいトマト

2014年03月25日:小貫 章さん

生産品の特徴・品種や売りを教えてください。

トマトの栽培を始めて約40年。当初からジュース用のトマトを栽培しています。
カゴメから提示された品種から、鏡石町の環境に合うものを選んで育ててきました。
生食用トマトと、ジュース用トマトでは、育て方が違います。
ジュース用トマトは無支柱。ビニールトンネルに植込み、開かせて育てるのです。
ジュース用のトマトというのは、生食用として栽培されたトマトと比べると酸味が少ないのが特徴です。糖度が高いので、ジュース用トマトの方が食べるとおいしいという声も多数聞こえたりします。
酸味が好きな方・甘みが好きな方、好みがありますよね。

栽培に関しての苦労や喜び、そしてこだわりを教えてください。

トマトの収穫時は色で判断するので、朝早すぎても、夜遅くてもいけません。色が分かる昼間に収穫するのですが、トマトの旬は真夏なので、ものすごい暑さのなかで作業を行います。
トマトは天気・気温によって一気に赤くなってしまうので、完全に収穫し終えるまでひとときも気を抜けません。
慣れていないと、熱射病にかかってしまう恐れもありますね。
ただ、なんといっても喜びを感じるのは収穫長が多いときです。
品質が良く、収穫量が多いと、やっぱり嬉しいですね。

トマトジュースの美味しさの特徴を教えてください。

昔は、収穫後に赤くなるのを待ってから出荷することが可能でした。
でも今は取り置きができなくなっていますので、収穫したての完全フレッシュジュースです。
カゴメからの指導で、徹底した栽培管理体制が取られていますので、育ったトマトは間違いありません。
取り立てのフレッシュ感と甘さ、確実な美味しさです。

最後に、みなさまへメッセージをお願いします。

ジュース用に栽培しているトマトを、生食用として出荷する試みを今年からスタートしました。
数は限定されていますが、消費者のみなさまに用途別でトマトを選べる楽しみが増えるのではないでしょうか。
健康のためにも、安全安心で糖度の高い鏡石町のトマトを食べて、そのトマトから作られたジュースをみなさんに飲んでいただきたいです。

生産者情報

生産者名

:小貫 章

所在地

:鏡石町

生産者団体名

:JAすかがわ岩瀬農業協同組合 鏡石支店

所属組合

:ジュース用トマト部会 鏡石支部長

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