令和７年度まちづくりタウンミーティングを開催　～町民の生の声を町政に～

　鏡石町の町づくりの方針を、町民の皆様にお伝えし、町政にご理解をいただくと共に、行政と町民が一体となった町づくりを推進するため、まちづくりタウンミーティングを開催しました。

　タウンミーティングは、５月２９日（木）から１１月２６日（水）まで各団体等を対象に開催し、１７団体、２５７人が参加しました。

　今回は、従来の行政区ごとに開催する町づくり意見交換会（町政懇談会）の開催方法から変更し、地域サロンや各種会議と併せて実施することで、高齢者や現役世代、子育て中の女性などが参加できる形式に変更して開催しました。

まちづくりタウンミーティング（鏡石幼稚園）

まちづくりへの意見を聴取

タウンミーティングでは、町長が令和７年度主要事業等について説明し、まちづくりに対する要望の聞き取りや質疑応答を行いました。

１６８件の意見が出されました

　タウンミーティングで出された質問や意見は、全体で１６８件ありました。

　質問や意見については、下表のとおりとなりました。

　今回のタウンミーティングで出された、質問や意見では、「道路の整備・補修・管理に関すること」が一番多く、続いて、「交通弱者対策に関すること」などのほか、町政全般について多くの質問や意見が出されました。

　今回は、主に未就学児と保護者が利用する「つどいの広場」や「鏡石幼稚園」でも開催したため、参加者から「給食費無償化や子育て支援に関すること」などの質問や意見が多くあり、子育て世代や女性の意見もこれからのまちづくりに活かしていきたいと考えています。

　質問や意見のうち大半は、タウンミーティングの中で町長が説明しましたが、対応に時間が必要なものについては、今後、精査し検討していくこととなります。

主な質疑は次のとおり

Ｑ　給食費無償化について

Ａ　第２子以降は給食費を１／２にしている。第２子は上の子が義務教育までとしているが、児童手当と同じように上の子が高校生になっても第２子とできるように検討している。給食費無償化の財源について、国・県にも要望していきたい。

Ｑ　駅自由通路について

Ａ　駅跨線橋はＪＲ所有で一定の乗降者数がいなければエレベーターの設置費は町の負担になる。新しい東西自由通路の計画はＪＲとも協議しており、エレベーターの設置費用の財源を探して進めている。

Ｑ　交通弱者対策について

Ａ　７０歳以上の運転免許返納者に１万円分のタクシー券等を支給しているほか、令和６年度からは継続して５千円のタクシー券を支給している。町社会福祉協議会では、週３回「おでかけ支援ゆうあいバス」を運行しているが、高齢者の移動手段の確保は必要なことなので検討している。

質問や意見の内容	件数
道路の整備・補修・管理に関すること	21
交通弱者対策に関すること	8
上下水道の整備・管理、集会所補修に関すること	各7
学校教育、水道水、行政区に関すること	各6
ごみ捨てに関すること	5
駅自由通路、給食費無償化、歩道の整備、鳥見山公園、空き家対策に関すること	各4
公園の整備、医療機関、子育て支援、水道料金、文化財、保育所・幼稚園、除草・樹木伐採、交通安全に関すること	各3
横断歩道、町営住宅、防犯対策、カーブミラー設置、私道整備補助、ふれあいの森、農業、廃棄物に関すること	各2
その他	各1