飛澤 良太さん|生産者の声|農作物紹介 鏡石町[福島県]

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生産者の声

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栽培が難しく苦労が多くとも ずっと作り続けていきたい

2018年02月14日:飛澤 良太さん

栽培しているいちごについて教えてください

イチゴは父の代から栽培しています。その前は米とトマトを栽培していました。
イチゴの品種はとちおとめとふくはる香です。
ふくはる香は福島県の品種で、とちおとめとは味がぜんぜん違います。いままではとちおとめを主体に栽培していたのですが、今年からはふくはる香の栽培比率が逆転しました。
ふくはる香は実が強く、他のイチゴが2~3日のところ、4~5日は日持ちします。
また超円錐形といわれ、見た目も美しいです。
鏡石のなかでもイチゴ農家は15~16軒ほどありますが、ふくはる香を栽培しているのは私たちだけです。

ふくはる香の栽培は本当に難しく、苦労も多いですね。
病気の対策が一番大変で、農作物のなかでも一番病気にかかるリスクがあるかもしれません。
なるべく農薬を使いたくないので、病気を見つけたら駆除をし、良い肥料を与えて健康を保つ。ふくはる香は病気との戦いです。
日照の影響もかなりありますね。農作物は光合成で育ちますので、太陽の力は絶対に必要不可欠です。
病気対策や気候対策もあり、栽培は本当に難しく苦労も多いですが、ふくはる香はこれからもずっと作っていきたいですね。

栽培する楽しみ・喜びはありますか

直売所もやっているので、直接お客さまが美味しいと言っていただけると嬉しいです。
郡山・須賀川・矢吹・天栄・白河…遠いところだと東京からも買いに来ていただいています。
2月限定なのですが、銀座の資生堂パーラーで私たちのふくはる香がパフェとして使用されています。
資生堂パーラーの方が実際に直売所へ食べに来てくださり、使うことを即決していただきました。
その影響もあってか、遠方のお客様に買いに来ていただけることもありますね。
資生堂パーラーで使われるイチゴは、本当に形が綺麗なものでないといけないので数を出すことは難しいですが、ふくはる香の味には自信がありましたので、認めてもらえてすごく嬉しいですね。

美味しいイチゴの食べ方を教えてください

みなさん、イチゴを保存するのに冷蔵庫で冷やして、そのまま食べる方が多いのではないでしょうか?
ぜひ食べる前に冷蔵庫から出して、常温に戻してから食べていただきたいです。食べた時に感じる甘さが断然違います。
あとは、水洗いした後の水分を拭き取ることも必要です。
イチゴはもともと水分が多い果物ですので、余分な水分のあるなしで味が変わります。

今後チャレンジしていきたいことはありますか

他の農家さんから、ぶどうやキュウリの栽培が良いと聞くのですが、私たちは意地でもイチゴとお米を続けていきたいと思っています。
きちんと育てて良いものを作り、みなさんに食べていただく。
最終的には、お客さますべてに直売で販売できることが目標です。

飛澤 良太さんの鏡石イチゴ成長記録吹き出し

2018.02.14

2018.02.14

2018.02.14

2018.02.14

2018.02.14

2018.02.14

生産者情報

生産者名

:飛澤 良太

所在地

:鏡石町笠石23

お問い合わせ先

:0248-62-3556

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