鵜沼 雅子さん|生産者の声|農作物紹介 鏡石町[福島県]

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生産者の声

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農家の方は70歳をこえてもバリバリ元気ですよ。私も負けないように頑張らなきゃいけないなと思います

2020年03月13日:鵜沼 雅子さん

栽培されている人参について教えてください

人参は品種が多いんですよ。普通よく見かけるのはオレンジ色ですが、黄色い人参・黒っぽい人参・赤い人参、京都の京人参とか。種類はたくさんあったんですが、「向陽二号」という品種が作りやすいということでオレンジ色の人参を栽培しています。
私も食べてみて初めて知ったのですが、甘い人参・青い香りのする人参・リコピンが入っている人参とかいろいろあるんですね。
また、黄色い人参も作ってみました。味が甘いんです。サラダにするよりも熱を加えたほうが、さつまいものようなホクホク感があって美味しいです。

栽培している環境について教えてください

もともと露地きゅうりをやっていたのですが、その畑を利用して人参の栽培を始めました。10アールくらいでしょうか。昨年から種をまいて、今年で2年目になります。
結構初めてだったわりには種を蒔きすぎた感じで(笑)もう少し広く蒔けばよかったのですが、たくさんなりすぎて全部売り切れるかなという感じです(笑)
人参は春蒔きと秋蒔きがあるのですが、私は7月後半から8月始めくらいまでに種を蒔いて、11月後半くらいから収穫できるようになります。
最初に種を蒔いた時は、本当に芽が出るのかなーとすごい不安だったのですが、芽が出たときは嬉しかったですね。
もともと野菜畑だったので、人参の栽培には適していたのかなと思います。

栽培する楽しみ・喜びについて

人参を栽培するのは初めてだったので、最初はなにをすれば良いか分からなかったんです。虫もつくので、種を蒔く前に虫除けをまいて、腐らないような処理をして、肥やしをやって気をつけていました。
育っている過程を見て、心配もして、収穫までは天候なども気にしなくてはいけないので、無事に収穫できたときはホッとしました。ちゃんと人参になっているなーという実感。
また、実際に食べてみて美味しくできたなと実感しました。

おいしい人参の見分け方はありますか?

人参は、よく葉をおとしたところが大きくないほうが美味しいといいます。育っていく過程で、土から栄養を葉っぱの方へ吸い上げていくのですが、葉っぱがあまり大きくなってしまっていると葉に栄養がいき過ぎて実に残らないので、ヘタが小さいほうが良いようです。あと、綺麗な色の方が美味しいと思いますよ。
最近は「人参しりしり」をよく作ります。人参だけでもじゅうぶん美味しいですが、好みによって炒める油や味を変えたり、ベーコンなどの食材を入れたり、ご家庭ごとに工夫があるみたいです。
あと、色が鮮やかなので、食卓に出ていると色味も良いですね。

今後は、もう少し人参の種類を増やしてみたいと思っています。
少しずついろいろ試してみて美味しくできたら、他の方にも食べていただきたいなと思っています。

生産者情報

生産者名

:鵜沼 雅子

所在地

:鏡石町新町3

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