稲田 修宏さん|生産者の声|農作物紹介 鏡石町[福島県]

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生産者の声

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頑張る時は頑張り 休む時は休む 何事もメリハリが大事

2017年11月09日:稲田 修宏さん

栽培している作物はなんですか?

2種類の作物を栽培していまして、りんごはふじを、ももはあかつきを栽培しています。
ふじは、蜜の入りが良いことが特徴です。あかつきは実が硬めなのが特徴ですね。その割にはしっかり甘みもあります。

やわらかい桃ですと痛むのが早いのですが、あかつきは実が硬めなので贈答用にちょうど良いです。
お盆の時期などには、お客さまのニーズに応えてくれる桃ですね。

栽培している環境について教えてください

桃は、先代で栽培していた時期もあったのですが実はしばらくお休みしていて、私の代から復活させました。復活してもう15年ほどです。
果樹は何年も経たないと結果が出てきませんので、新しい品種を試したくてもなかなか手がでないのが現状です。
りんごは、祖父の代から始めまして、私で三代目になります。
桃の栽培面積は20アールくらい、りんごは80アールくらいなので、あわせて約1ヘクタールくらいでしょうか。

春は田んぼの田植えから始まり、田植えが終わればすぐにりんごが始まります。
1つに甘みを集中させる実すぐり(摘果)作業を行い、桃も同じような作業を行っていきます。
収穫・選定・出荷など冬まで作業が続きます。

祖父の代から背中を見て育ってきましたので、農家の仕事と生活リズムが自分に合っていることは間違いないと思います。
頑張る時はとことん頑張るし、休む時は休む。
何事もメリハリが大事ですね。

栽培する楽しみ・喜びはありますか

栽培した果樹はほとんど直売所で販売しているのですが、お客さまと直接会って、買っていってもらえることがなにより一番うれしいですね。
一生懸命作っている以上、買ってもらえた時が一番うれしいです。

今後チャレンジしていきたいことはありますか

まだ風評被害は残っています。
震災当時にガクンと売上が下がってしまい、現在もまだ震災前までには戻りきっていない現状です。
一度離れたお客さまは、やはり戻ってきませんからね。
そのかわりに、新しいお客さまも増えてきていますが、まだまだです。

現状よりも、さらに買っていただく努力、また新しい品種へのチャレンジなども考えています。
いきなり広くはできませんが、徐々に進めていきたいですね。
お客さまにはぜひ買っていただいて、その味を実際に感じていただきたいです。
美味しい自信があります。

稲田 修宏さんのりんご成長記録吹き出し

2017.11.09

2017.11.09

2017.11.09

生産者情報

生産者名

:稲田 修宏

所在地

:鏡石町深内町168

お問い合わせ先

:0248-62-6791

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